注目の47判例に学ぶ!「日経メディカル」の人気連載を単行本化

本書は、医師・患者関係の変遷、医療技術の進歩、医療提供体制の変化などの影響を受けて複雑化の一途をたどる医療訴訟を解説した「日経メディカル」の人気連載を書籍化したものです。

数多くの医事紛争に関わってきた経験豊富な弁護士7人が、「福島県立大野病院事件」・「杏林大・割りばし死事件」・「川崎共同病院・延命中止事件」・「横浜市立大・患者取り違え事件」など、医療関係者の関心の高い47判例のポイントを解説します。

裁判官が判決を下すに至った理由や背景のみならず、判決の問題点についても分析。「Q&A 3分で分かる判決のポイント」を読むだけでもトラブル回避ノウハウを学ぶことができます。

患者意識の変化とともに訴訟リスクが高まる中、その予防策を考えるヒントが満載です。また、今後普及が期待される裁判外紛争解決(ADR)の動向に関する解説も収載しています。
そのほか、本書がテーマとしている裁判事例には以下のようなものがあります。

・イレウス手術で患者が植物状態に~責任は担当医より麻酔科医に
・健診の採血で神経損傷~安易な過失判決に疑問
・因果関係がないのに損害賠償 患者に対する温情措置か
・抗菌薬で患者がショック死~医師の指示不足が過失に
・検査を拒否した患者が死亡~医師の説得はどこまで必要か
・迷惑な長期入院患者 通院加納と判断し退院を命じる
・宿日直を通常労働と認定 病院側に割増賃金の支払いを命じる…etc(全47ケースを解説)

なお、医師限定の医療情報サイト「日経メディカルオンライン」の会員(登録無料)の方は、バックナンバーや最新号に連載中のものも含めて、本書がテーマとしている全ての裁判事例を読むことができます。

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